ストレスに上手く対処するには、自分の思考パターンを知ることも大切です。
物事のとらえ方はひとつではありません。自分自身の陥りがちな思考パターンを知り、それ以外にも考え方があることに気づけば、追いつめられたこころが楽になります。
白黒つけないと気がすまない、非効率なまで完璧を求める。
(例)取引は成立したのに、期待の値段ではなかった、と自分を責める。
わずかな出来事から広範囲のことを結論づけてしまう。
(例)一つうまくいかないと、「自分は何一つ仕事が出来ない」と考える。
「こうすべきだ」「あのようにすべきではなかった」と過去のことを思い出して悩んだり、必要以上に自分にプレッシャーをかけてしまいやすい傾向。
否定的な予測をして行動を制限し、その結果失敗する。そうして、否定的な予測をますます信じ込むという悪循環。
(例)「誰も声をかけてくれないだろう」と引っこみ思案になって、ますます声をかけてもらえなくなる。
本来自分に関係のない出来事まで自分のせいに考えたり、原因を必要以上に自分に関連づけて、自分を責めたりする。