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こころのメッセージ


ストレス解消法について ~生活の中にもっと遊びと動きを!!~

青山スポーツクラブ 主宰 青山 優子

H16年11月掲載

「ストレス」という言葉が、あまりにも日常会話の中に溢れているように思います。老若男女を問わず、まるで挨拶の一文であるかのように「ストレスで・・・」と耳にします。現代社会はそれほどストレス社会なのでしょうか?合理性、利便性を求めた生活スタイルが、こころもからだも窮屈にしてしまったのではないでしょうか。

 さあ、おもいきってその窮屈な枠を取り払ってみませんか。自然の流れにこころとからだを委ねて開放しましょう。身も心も内側から沸き立つように動いてみましょう。決して黙々と頑張るスタイルの運動ではなく「疲れを知らない子ども」のように、遊び心いっぱいで楽しみましょう。きっとストレス解消になります。
それでは、「運動(1)目覚めた時に」、「運動(2)パートナーや仲間と一緒に」、「運動(3)ウォーキングをする中で」をご紹介します。

運動(1)目覚めた時に

 朝お目覚めの時すぐに立ち上がらずに、ちょうど寝相の悪い子どものように、布団の上でからだを伸ばしたり縮めたりゴロゴロしてみましょう。
 次に大きく腹式呼吸をします。その後全身の軽いストレッチをすると一層良いでしょう。
 さあ、一日の始まりです。

img0623_3布団の上で伸びたり縮んだり。

img0623_4そのまま大きく腹式呼吸。

img0623_5ゆっくりゆっくりストレッチ。

運動(2)パートナーや仲間と一緒に

 「こんにちは」しっかり手を握り「一緒に楽しみましょう」の挨拶から始めます。
 「なべなべそこぬけ・・・」「お船はぎっちらこ・・・」など、パートナーと歌を歌いながら、リズミカルに運動を進めます。一人では出来難い動きも相手の力を借りることでスムースにできます。

img0623_6「こんにちは!よろしくお願いします。」

img0623_7「なーべーなーべーそーこぬけ・・・」リズミカルにスウィングし一周回ります。

img0623_8「よいしょ、こらしょ。」からだを捻りながらのひっぱりっこです。

img0623_9「お船がぎっちらこ・・・。」リズムにのって床に背中がつくまで倒します。

img0623_10「トントンパー」のリズムにあわせて、いろいろな部位をくっつけます。

img0623_11一人は片足を上げ、もう一人はその上を跳び越えます。

運動(3)ウォーキングをする中で

 幼い頃の探検隊のように、ウォーキングを単に歩くだけではなく、自然に目を向け探索を楽しみましょう。新たな発見があります。

いろいろみつけましょう!

 三角や四角など、いろいろな形を書いたもの、また赤や黄色など、いろいろな色を塗ったA4くらいの大きさの紙を持って出かけます。自然界の中で同じような形、同じような色のものをみつけましょう。きっといろいろな気づきに出会います。自然に寄り添いこころ開いて!

img0623_12同じ形や色のものを紙に貼ります。ピッタリでなくて良いのです。イメージを大切に!

img0623_13花の色の濃淡ががいろいろあります。同じ色でも限りない種類の多さに驚きます。

img0623_14みつけたものを集めてみます。とっても楽しくなります。いろいろなものに見えたりもします。

変身してみましょう!

 小さな虫、鳥、魚など、私たちの周りには人以外の生き物がたくさんいます。グァーグァー、チチチチなど、鳴き声を真似してみたり、そのものの動きを模倣してみましょう。恥ずかしくなんかありません。自然の中に身を投じ、一体感を感じてください。

img0623_15水辺に浮かぶあめんぼうをみつけました。

img0623_16「ふわー」っと浮いているその姿を模倣しています。なんだかからだが軽くなったように感じます。

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