依存症とは、のめり込みの結果、自分の意思ではコントロールできなくなる状態です。健康問題だけでなく、失職や借金などの経済的問題や犯罪などの社会的問題に繋がるこ
ともあり、家族をはじめ周囲への影響も少なくありません。
関係依存 | 相手を支配・束縛したり、逆にしがみついたりなど、 特定の人間関係に依存する。 例)共依存 |
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物質への依存 | 身近なものを食べたり、使用することで刺激や酩酊を得る。 例)アルコール、タバコ、薬物、脱法ハーブなど |
過程への依存 | ある行為をする過程で得られる興奮や刺激を求めて、その行為に執着する。 例)ギャンブル、買い物、仕事など |
困ったときには、ひとりで抱え込まず、医療機関を受診しましょう。
受診が困難な場合は、専門の窓口に相談してみましょう。家族だけでも相談を受けてくれることがあります。
※北九州市内の窓口を紹介しています。市外の方は、最寄りの保健所・精神保健福祉センターへお尋ねください。
回復のためには、自助グループへの参加も有効といわれています。
自助グループとは、同じ悩みや問題を抱える人が集まることによって、互いに悩みを分かち合い、分かり合えるという経験を通して、問題からの回復や悩みに対処する力を得ていこうとするものです。
飲酒の量をコントロールできず、お酒を飲まないとイライラしたり不安になる、手が震える、不眠などの症状(離脱症状)が出ます。
幻視(虫、お化けなど)や幻聴(悪口など)が出現することもあります。
依存症を引き起こす主な薬物には、覚せい剤、有機溶剤(シンナーなど)、ヘロイン、大麻、コカインなどがあります。強い精神依存を引き起こし、薬物を欲するあまりに自制がきかなくなります。
最近では、治療のための安定剤、鎮痛剤、睡眠剤などの処方薬も、過剰使用による依存が問題となっています。
パチンコやスロット、競馬などギャンブルによる借金や勤務問題、家族問題があるのにギャンブルをやめられない状況が続いている状態です。