15歳~35歳までの比較的若い世代に起きやすく、約100人に1人の割合でかかる病気です。
脳のさまざまな働きをまとめることが難しくなるために、幻覚や妄想などの症状が起きます。
統合失調症には、本人が気づきやすい症状、本人が気づきにくい症状があります。
統合失調症の治療は、薬による治療を中心に、治療の経過に応じて、専門家と話をしたり、リハビリテーションを組み合わせて行います。
本人は発病を自覚できないことがあります。本人より先に家族や周囲の人が気づいたときは、早めに医療機関を受診し、相談しましょう。長い間治療をしないと、状態が悪化することもあります。